室内におけるHDR合成の有効性
先日オープンした友人のインテリアショップ兼設計事務所に行ってきて、新たにPentax k-5を購入したので写真撮影してきました。
先日Pentax K-rの後継機K30が発売されましたが、k-5の方が安いのでK-5を買いました。
せっかくなので室内におけるHDR合成の有効性についてtipsをまとめて見たいと思います。
ホームページでも使えるレベルの方法だと思いますので参考にしてみて下さい。
そして昨今蔓延する意味不明なHDR合成写真へのアンチテーゼも込めてまとめてみます。
k-5は私の所持するK20D同様5枚のブラケット撮影ができますが、めんどくさいので3枚にします。
以下ブラケット撮影した写真です。RAWで撮ってます。左よりEV値 -2,±0,+2です。
ではPhotomatixでHDR合成していきます。普段はバージョンが古いものを使っていますが、今回は最新のバージョン4.2を使用します。理由は綺麗に仕上がるからです。以下パラメータです。
このパラメータで作ったHDR写真です。
どうでしょう?かなりクリアなHDRに仕上がりました。これがHDR?と思われる方も多いかもしれませんが、商業的に考えてかなり友好的なパラメータだと思います。
これじゃ標準露光で撮ったRAWいじれば良いじゃんと思うかもしれませんが違います。Photomatixによりかなりのダイナミックレンジが得られています。
さて、Photomatixのバージョンを最新の4.2にアップデートした方は知っていると思いますが、バージョン4.2にはtomemappingした後に出てくる画面で、"Contrast" "Color" "Sharpening"をいじれる機能が追加されました。
これが結構使えるんです。"Contrast" "Color"は使いませんが、
"Sharpening"これを使えばもうTopaz Adjustはいらないんじゃないか?そう思います。
下の比較写真を見て下さい。左は"Sharpening"をnone、右はマックスの状態にしています。
どうですかこのディテール?ノイズも全くでないしかなり有効です、まじでTopaz Adjustなんて必要ないです。
"Sharpening"を使えば、もうレタッチなんて必要なくPhotomatixとって出しでもいいくらいなんですが、ここはまぁPhotoshoperの性です。最後にレタッチします。ですが、Topaz Adjustは使いません。レベルとコントラスト、彩度をいじるくらいです。
以下完成HDR合成写真です。かなりクリアな写真に仕上がったと思います。
ちなみに最後のHDRは従来のパラメータとレタッチで仕上げたHDRです。もうこんな幼稚な表現は捨てようと思います。最近はもっぱらインテリアばっかり撮っており室内環境の写真にかなりこだわっているのでこれからどんどん追求して行きたいと思います。
撮影/横浜/ISO:200/EV値:±2/3 shot RAW /WB:オート
使用機材/PENTAX K-5
/TAMRON AF10-24mm F3.5-4.5mm /Photomatix/Adobe Photoshop CS5/SILKYPIX Developer Studio
先日Pentax K-rの後継機K30が発売されましたが、k-5の方が安いのでK-5を買いました。
せっかくなので室内におけるHDR合成の有効性についてtipsをまとめて見たいと思います。
ホームページでも使えるレベルの方法だと思いますので参考にしてみて下さい。
そして昨今蔓延する意味不明なHDR合成写真へのアンチテーゼも込めてまとめてみます。
k-5は私の所持するK20D同様5枚のブラケット撮影ができますが、めんどくさいので3枚にします。
以下ブラケット撮影した写真です。RAWで撮ってます。左よりEV値 -2,±0,+2です。
ではPhotomatixでHDR合成していきます。普段はバージョンが古いものを使っていますが、今回は最新のバージョン4.2を使用します。理由は綺麗に仕上がるからです。以下パラメータです。
このパラメータで作ったHDR写真です。
どうでしょう?かなりクリアなHDRに仕上がりました。これがHDR?と思われる方も多いかもしれませんが、商業的に考えてかなり友好的なパラメータだと思います。
これじゃ標準露光で撮ったRAWいじれば良いじゃんと思うかもしれませんが違います。Photomatixによりかなりのダイナミックレンジが得られています。
さて、Photomatixのバージョンを最新の4.2にアップデートした方は知っていると思いますが、バージョン4.2にはtomemappingした後に出てくる画面で、"Contrast" "Color" "Sharpening"をいじれる機能が追加されました。
これが結構使えるんです。"Contrast" "Color"は使いませんが、
"Sharpening"これを使えばもうTopaz Adjustはいらないんじゃないか?そう思います。
下の比較写真を見て下さい。左は"Sharpening"をnone、右はマックスの状態にしています。
どうですかこのディテール?ノイズも全くでないしかなり有効です、まじでTopaz Adjustなんて必要ないです。
"Sharpening"を使えば、もうレタッチなんて必要なくPhotomatixとって出しでもいいくらいなんですが、ここはまぁPhotoshoperの性です。最後にレタッチします。ですが、Topaz Adjustは使いません。レベルとコントラスト、彩度をいじるくらいです。
以下完成HDR合成写真です。かなりクリアな写真に仕上がったと思います。
ちなみに最後のHDRは従来のパラメータとレタッチで仕上げたHDRです。もうこんな幼稚な表現は捨てようと思います。最近はもっぱらインテリアばっかり撮っており室内環境の写真にかなりこだわっているのでこれからどんどん追求して行きたいと思います。
撮影/横浜/ISO:200/EV値:±2/3 shot RAW /WB:オート
使用機材/PENTAX K-5
/TAMRON AF10-24mm F3.5-4.5mm /Photomatix/Adobe Photoshop CS5/SILKYPIX Developer Studio
by no_doiken_no_life
| 2012-07-29 00:30
| HDRI 制作関連