精霊の守り人
瀬戸内海は小島(おしま)と呼ばれる愛媛県の島です。
明治30年代に日露戦争に備えて芸予要塞が建設され、軍事遺跡が島内に数多く残されています。
後日写真アップします。
大三島で星を徹夜で撮ったので、その足で早朝にフェリーに乗り、島の奥の小山に行きました。
なんと言うかこう、湿った植物から生まれた蒸気のような霧のようなもやっとしたところから、
太陽の日差しがパーッと神秘的でした。
海外受けしそうな感じに加工したもののやっぱりどこかしら日本味が漂いますね。
こういう瞬間は、ヨーロッパだと、樹木の神「オーク」とか、「エルフ」とか。
動物だと「リス」でしょうか。
でもやっぱり、この写真は「天狗」とか「妖怪」、動物で言うと「カラス」でしょうか。
もののけ姫の「コダマ(木霊)」ってイメージ合うかもしれませんね。
やはり杉の木がそうさせるのでしょうか。
「オーク」は広葉樹の楢(ナラ)を始め、ドングリができる木の総称(厳密に言うと違うのですが
説明が長くなるので省きます) なので、線が細い針葉樹の木は日本らしいと言えば日本らしいのでしょうか。
そもそも「オーク」や「エルフ」は自然の神というイメージが強いです。
逆に「天狗」や「妖怪」は、人が作り出した神のイメージが強いです。
日本の杉も戦前、戦後に人工的に植林されているので、後者のイメージにあてはまるのかもしれません。
by no_doiken_no_life
| 2013-05-28 19:44
| Plant